冬コミ(2003.12/28) やおい歴の浅い私ですが、コミックマーケット略してコミケと呼ばれる、大型イベントの存在は知っていました。但し、コミケで「キャプテン翼」が全盛を極めた当時に同人活動をしていなかったせいもあって、私は今まで一度もコミケに足を運んだことはありませんでした。 しかし今年の冬のコミケには、行ってみようかなと思ったのです。それというのもネットデビューして巡り会った、素敵シュナ源サイトの管理人さんたちが冬コミに参加しているからです。これは行ってみたいと思うのが、当然と言えましょう! 但し、私の場合は冬コミに行くのにネックがありました。実家で無駄飯喰らいをしている私は、今年の大掃除を29日までに終わらせておくよう(30日に客が来るから)、親からいいつかっていたのです。それで冬コミの3日前から徐々に大掃除を始めていたのですが、家が結構散らかっているのと(しかもあらかた自分の私物/汗)、掃除の段取りが悪いのとで、コミケ当日までに大掃除は終わりませんでした。28日も午前中は壁のカビ取りで、時間を過ごしました。 引き受けた仕事が終わらなかったのだから、コミケは諦めて掃除を続けるのが一人前の大人の態度だと判ってはいるのですが、あいにく私は一人前には程遠い粗忽者でありました。「素敵サイトの管理人さんに、直に会える絶好の機会」を逃がすのが惜しくて、終わっていない掃除を適当に切り上げ、あとは明日やるからと強引に家を出たのでありました。 JRからりんかい線に乗り換えて、国際展示場駅で下車。りんかい線に乗るのも、これが初めてだったりします。さて会場はどこかなと周囲を見廻せば、とある方向から民族大移動の規模で駅に向かっている膨大な行列を発見。もしかしなくても、これは明らかにコミケ帰りの人の列!果たして、この列を逆に辿っていくと、前方に冬コミ会場である東京ビッグサイトが見えてきたのでありました。 しかし見えてきているのはいいけれど、駅から会場入り口までは結構な距離がありました。もちろん歩いていける距離なんですが、帰る人の流れに逆らっているので、けっこう歩くのに時間がかかります。しかも会場の建物に入っても、目的地のホールまで遠い遠い! 更に辿り着いたホールが実に広くて、目的のサークルスペースを見つけ出すのに、これまた時間がかかりました。そう、駅に着いてからサークルスペースまで来るのに、10分以上はゆうにかかったのではないでしょうか。私は特に読みの浅い初心者なので、時間配分を完璧に誤ってしまったようです。 コミケは夕方4時まで開催されているのですが、私のように3時半に駅に着き、10分以上かけて目的のサークルスペースに辿り着いても、そこには整然と片付けられた無人の机とたたまれた折りたたみ椅子が残されているだけで、明らかに撤収済みだったりします。コミケにまだ行った事のない皆様、無人のスペースに貼られたサークルネームが自分のお目当てのサークル名であることに気づき愕然とすることのないように、コミケにはどんなに遅くても終了1〜2時間前に会場入りする事をお勧めいたします。(←こんなドジ踏むのは恐らく私だけでしょうが/苦笑) 他にお目当てのサークルがない私は、目的のスペースを見つけ出して5秒後に踵を返して帰路についたのでした(大掃除も終わってないし・・・) 帰りは人の流れに従っているせいか、来る時よりも早く外に出られた気がします(笑) そして、ラッシュアワーを思わせる混雑の中に身を置きながら考えた事。 「実に大勢の人達がコミケに来ているけど、何も買わず誰にも会わず5秒で取って返しているボンクラは、多分私だけだな」 帰りは地下鉄のりんかい線ではなく、眺めのいいゆりかもめに乗りました。このルートだと私の場合、行きにとったルートより交通費と時間がかかるのですが、ただ真っ直ぐ引き返すのが嫌だったんだもん! お台場の景観ぐらい眺めて帰りたいですわ(笑) この作品のタイトルを見て、コミケのレポートだと思った方、ごめんなさい。そして、冬コミに参加していたシュナ源サイト管理人の皆様、「行けたら行く」などと安請け合いの返事をして、結局顔を見せなかったのはこういう訳だったりします・・・本当に済みませんでした。 教訓 コミケのある日に、他の用事を入れてはならない。 ↑ 当たり前 |