C翼 GOLDEN-23

 2005年10月6日木曜日。とうとうこの日がやって参りました。
 キャプテン翼最新作連載第一回目が載ったYJの発売日です!!
 しかも前号の予告によると、初っ端からドイツ対日本戦が実現
 初っ端からシュナ源です!!(←思い込み)
 「ROAD TO 2002」の時は、若林くんの出番が無い号を立ち読みで済ませたりしてましたが、今回は設定からいっても予告の煽り文句からいっても、若林くんの出番があるのは間違いナシ! なので立ち読みで中をチェックしたいのを堪え、中を見ずにYJを購入しました。
 楽しみを先に延ばしたという事もあるのですが、もし作中にシュナ源的妄想爆裂なシーンがあろうものなら、一人で立ち読みしながら鼻息荒くニヤケてるアブナイ人になってしまう危険性があったからです。
 という事で、人目を憚らずに済む自宅にてYJを読み始めました。以下の文章は力いっぱいネタバレ含んでますので、お読みになる方はくれぐれもご注意下さいませ。
 
 連載第一回目ということで、今号は巻頭カラーでの掲載です。そして内容がドイツ戦という事なので、源三のカラー絵が拝めるかも!と期待していたのですが、この期待は裏切られました。見開きのカラー表紙に描かれているのは翼くん一人だけであります。そういえば先週号のピンナップも、翼くん一人の立ち姿だったなぁ・・・と思いつつページをめくると、既に試合は前半が終了している事が判明。
 Bミュンヘンの新しい本拠地であり、W杯の試合会場でもあるアリアンツアレナで行われた親善試合、点差は2−0でドイツがリード。この2点はどちらもシュナイダーが決めたもの。ちなみに2点を奪われた日本代表のキーパーは、川口能活です(この試合に出てる日本代表は、C翼黄金世代の面々ではなくジーコジャパン。C翼黄金世代で代表入りしたのは4人だけ)
 ということで、中田英寿、中村俊輔、川口
能活に代えて、翼、岬、若林の元南葛SCトリオがまとめて投入され、後半開始! 
 まずはドイツが攻め込んで、さっそくシュナイダーにボールが渡ります。「シュナイダー、シュートを狙うのか」と実況が入り、ゴールを守る源三にも緊張が走ります。アップのコマに被さる源三のモノローグ。
 「こい!! シュナ
 ・・・えーと、シュナイダーのニックネームは、公式設定で「シュナ」に決定したみたいです。ドイツにも日本みたいに苗字を短く呼んで渾名にする習慣があるのだろうか・・・? 真相は不明ですが、前の短期連載でもカルツが「シュナ」って呼びかけてたし。これはもう、私が書いてるバカ小説でも、シュナイダーに対する呼びかけは「シュナ」でOKって事ですね!?
 シュナはここではシュートを打たず、新キャラの「シュバイル・タイガーボラン」にパスを出します。名前が
なんとなくドイツ代表のシュヴァインシュタイガーに似てますが、そっくりさんキャラという事ではないようです。この後は翼がタイガーボランからボールを奪い返し、パワーアップした黄金コンビが仕事師カルツを見開きで抜き去り(仕事師立場ナシ)、ツインシュートでそっくりさんキャラのGKオリバー・ハーンからゴールを奪います。C翼世界にもカーンさまがいたんだ〜と思うとちょっと嬉しいです(ハーンは他のそっくりさんキャラ以上に本人に似てないんですが)
 ツインシュートを止め損ねたハーンが負傷した為、ドイツのキーパーはミューラーに交代。私が源三の次に好きなGKがミューラーなので、試合に出てきてくれたのは嬉しいんですが、ミューラーの活躍は「好セーブを連発」と1コマで説明されちゃってます。個人的にはミューラーの見せ場も描写して欲しかったと思いつつ、そこは脳内で勝手に補完しました。それにしても、ミューラーの顔が今までと違うような(特に目)・・・気のせいか?
 シュナ源的に嬉しいのはこの後の場面! ボールを持ったシュナイダーが、ペナルティエリアの外からファイヤーショット! しかしそれをファインセーブで弾く源三!! 
 カルツの解説によると「シュナイダーは源さん相手だと、ペナルティエリア外のシュートにこだわる」そうです。
 「シュナイダーは源さん相手だとこだわる」→「シュナ源三こだわる!!
 やっぱりぃいい〜〜!!(←妄想全開中
 更に続くカルツの解説「なかなかゴールを許さない若林が・・・」→「なかなか許さない若林が」→「身持ちの固い若林!!
 あぁぁ・・・もう頭の中が沸きまくり!!! そう、源三は口説いても簡単にはおちないから、シュナがなんだかんだとアプローチを・・・(←延々妄想暴走中) 
 この後は源三がパンチングで翼に繋いだボールが日向(高原と交代した)に渡って、雷獣シュートで同点、試合終了です。ボールを翼に託す源三の「頼むぞ 翼!!の絵が、めっちゃくちゃカッコいい可愛くって燃え萌えです。やっぱり原作絵は可愛いわぁ・・・今更ながら、惚れ直しました!!

 で、親善試合が終わった後は、てっきりドイツW杯を視野に入れた物語が展開するのかと思い込んでいたら、

 その前にしなければならない事

 →オリンピック金メダルを獲得する!


 という事で、次号からは五輪エピソードが始まるようです。ここで言うオリンピックは、2006年のドイツW杯の前にやるオリンピックだから、2008年の北京大会じゃなくて2004年のアテネ大会の事だと思われます(アリアンツアレナの杮落としが今年の5月だったから、てっきり今年の話だと思って読んでたんですが、実は去年の話だったらしい)
 予告から察すると今後は五輪代表選抜合宿から、丁寧に五輪エピソードを描いていく感じっぽいです。それはいいんですが、ちょっと心配なのはW杯についての描写はどうなるんだろう?・・・という事。一番嫌なのは来年の5月辺り(W杯直前)の号で、
 翼「次はW杯だ!」
 その他大勢「おう!

・・・で、結果は描かずに現実に委ねて終わってしまうパターン!! もし本当にそうなったら、拍子抜け・・・どうか五輪話の後W杯話に続きますように!!(祈願