ホームページ作成ソフト ホームページに展示する作品が出揃い、サイト名も決定しました。あとはいよいよ実際にホームページを作成するのみです。勿論それが一番大変だったんですが(冷汗)。 幸い、我が家のパソコンには『ホームページ○ンジャ』という、ホームページ作成ソフトが最初から入っていました。どうやらこれを使えば、ズブの素人でも簡単にホームページが作れるようです。なんて有難い! このソフトには『おまかせウィザード』という名の、数多くのホームページの雛形が収録されていました。この雛形に必要な項目を入力するだけで、誰でも素敵なホームページが作れてしまうという、夢のようなシステムです。 早速、雛形のジャンルをチェックする私。ファミリー、ペット、旅行、スポーツ、料理、エトセトラエトセトラ・・・。 当然といえば当然ですが、『やおい』だの『ボーイズラブ』だのという雛形は、ありません。(あっても嫌だ) とにかく、ウィザードをそのまま使ったのでは、私の作りたいホームページは作れません。私は『こだわりウィザード』を利用する事にしました。 これはどういうシステムかというと、『おまかせウィザード』が、その名の通り雛形に全部お任せなのに対して、『こだわりウィザード』だと雛形を自分好みにアレンジできるのです。 私は内容変更して追加できるページをチェックします。売ります、買います、友達募集、アルバム、商品紹介、評論、旅行記、エトセトラエトセトラ・・・。 やっぱり、私の作りたいホームページとは、明らかに違います。私は『ウィザードを使わない』ことにしました。これは折角用意されている雛形を、一切使わず自分で一からホームページを作るシステムです。 ようやく方針を決めた私は、ホームページ作成画面を開きました。雛形を使わないので、画面は真っ白です。ツールバーには『全体構造』だの『プレビュー』だの、例によって私に理解できない項目が並んでいます。 使い方が判らない(泣) ホームページ作成作業開始初日、自分の無知を再認識して、終了。 使い方が判らなくては、どんな便利アイテムも無用の長物です。私は書店に出掛けて、『ホームページ○ンジャ』の解説書を買うことにしました。 パソコン関連の書物は数多く発行されています。どこの書店も書棚の多くを、パソコン関連書物に割いています。私はその中からホームページ関連の棚を見つけ出し、『ホームページ○ンジャ』と書かれた背表紙を捜します。 ありません。 一冊も。 どこの書店に行っても。 あるのは全て『ホームページビル○ー』の解説書ばかりです。 私はつい先日、パソコンの正式所有者である父が遭遇した出来事を思い出しました。 我が家のパソコンには『ワー○プロ』というワープロソフトと、『ロー○ス1・2・3』という表計算ソフトが入っていました。しかし私と同じくパソコン初心者である父は、このソフトが使いこなせず、書店に解説書を買いに行きました。 ありません。 一冊も。 どこの書店に行っても。 あるのは全て『○ード』と『○クセル』の解説書ばかりです。 しかも、父が勤め先から貰ってくる書類の入ったフロッピーが、我が家のパソコンではひとつも開けません。賢明な読者の皆さんはもうお判りだとは思いますが、そうです、その通り。 父の勤め先が書類の作成に使っているのが、『○ード』と『○クセル』なのです。 とにかくこれでは仕事にならないので、父は『○ード』と『○クセル』がセットになったソフトを購入していました。そんな父の導き出した結論。 「うちのパソコンが新品にしては安かったのは、こういう落とし穴があったからだな」 もしかして、ホームページ作成ソフトにおいても、同様の落とし穴が仕掛けられていたのでは・・・(笑) しかし、私の場合、父のように仕事に使うという訳ではないので、そうそう新しい(高価い)ソフトを買うわけにはいきません。なにより、折角入っているソフトを何にも活用しないのは勿体無い気がします(←貧乏性) 一旦帰宅した私は、思いついて『ホームページ○ンジャ』の解説書が刊行されているのかどうかネットで調べました。 ありました。 一冊だけ(笑) これは『ホームページ○ンジャ』のユーザーが圧倒的に少ないということか、或いは『ホームページ○ンジャ』が普通に知識のある人なら、解説なしで使いこなせる簡単ソフトということなのか・・・多分、その両方ですかね。 とにかく私は迷うことなく、その解説書を書店に注文しました。本が入荷するまでの約一週間、ホームページ作成作業中断。 そして一週間後、私は念願の解説書を入手します。本を片手に、ようやくホームページ作成作業を再開。基本的な使い方が判ってみると、確かに謳い文句通り簡単に作業が進められます。なにが嬉しいって、HTMLを何一つ理解してなくても、ホームページが作れるという事! ありがとう、『ホームページ○ンジャ』! ・・・でも、『ホームページビル○ー』も、ちょっと使ってみたかったりして。きっと、『ホームページ○ンジャ』より、色々と多機能なんだろうなぁ。 |