夢の話

 突然ですが、私はたまにC翼の夢を見ます。大抵は私が書店かどっかに行って「今まで買い逃していた幻のエピソードが収録された単行本」を入手し、舞い上がりながらそれを読み進める・・・という感じなんですが、昨夜の夢は少し違っていました。
 ファミリー劇場が初代アニメを放送中だからか、その影響を受けたようで初代アニメの絵・声になってました。なので、以下に「私が見た夢の内容」(人に嫌われる話題No.1)がぐだぐだ書き綴ってあるんですが、読まれる方はどうか初代アニメのイメージでお読み下さい。

 南葛小サッカー部が使っているサッカーの練習場に、キャプテンの石崎が姿を見せる。
 石崎「あれぇ? あいつら練習もしねーで、なぁに騒いでんだ?」
 翼「石崎くん、早く行ってみよう!」
近づいてみると部員達が、アディダス帽を被った小さい子を取り囲んで騒いでいる。
 石崎「こらぁっ! おまえら練習はどーした!」
 学「あ、キャプテン。だって、このチビが・・・」
学を押しのけて、石崎と翼の前に出る帽子の少年。小さいけど、どう見ても若林源三
 チビ若林「あんたがキャプテンの石崎だな? 俺をサッカー部に入れてくれ!
ビックリして顔を見合わせる石崎と翼。
 翼「君、何年生?」
 チビ若林「一年
 石崎「一年? ダメダメ! 部活は高学年にならないと出来ないんだぞ。さっさと帰れ!」
 チビ若林「だから頼んでるんじゃないか! サッカーは年じゃなくて実力だろ!」
石崎たちは取り合わず、チビ若林を追い返そうとするが翼だけがチビ若林の肩を持つ。
 翼「みんな待ってよ。正式には入部できないけど、一緒にサッカーをやるのは構わないだろ?」
 石崎「翼ぁ! 今俺達は全国大会優勝に向けて、一分でも無駄に出来ない時なんだぞ! こんなチビに構ってる暇なんざねーんだよ!」
 この会話を聞いたチビ若林は「あれが大空翼・・・」と目をキラキラさせて憧れの眼差しで翼を見ている。それから石崎に向かって、チビだからってバカにするな俺の実力を見てくれ!と猛アピール。それならとチビ若林をゴール前に立たせて、PKでどれくらい反応出来るか見てやろう、という事になる。
 で、ゴール前に立ったチビ若林は、石崎を始めとする南葛小サッカー部員のPKをことごとくセーブ
 石崎「嘘だろ!?」
 学「あのチビ、何者なんだぁ?」
しかし最後に出てきた翼のシュートは、チビ若林の健闘むなしくゴールに突き刺さる。さすが翼だと盛り上がるサッカー部員たち。しかしこのチビもなかなかやるなという事で、さっきと見る目が変わる。正式な部員には出来ないけれど、これからは一緒に練習しようと話がまとまる。
 そして練習が終わっての帰り道、チビ若林が翼と石崎その他数人の部員を、俺の家が近くだから寄っていけと誘う。チビ若林に連れられて若林家の豪邸に招き入れられた部員達は、「若林って、あの地主の若林!?」「若林家のお坊ちゃんだったのか!」と騒然。庭に造られた設備の整ったサッカー練習場を見て、俺達もここで練習させて貰えれば今年こそ全国大会で優勝出来るかも!と大盛り上がり。
 翼「若林くん、これから一緒に頑張ろう!」
 チビ若林「おう!」(←ものすごい輝いていて最高に可愛い笑顔

 ここまでが前半。後半はチビ若林が誘拐されて、見上さんがジョンを連れてチビ若林の行方を捜すというJr.向け探偵小説みたいな内容でした。前半と後半が全く繋がらないあたり、さすがは夢です
 というか、前半もめちゃくちゃです。
 何で源三だけ一年生? 
 南葛小サッカー部が全国大会優勝目指すって、修哲は?
 そもそも「キャプテン翼」になってないし!!

原作のタケシと日向のエピソードとか他にも色々混じってる気がするし、いくら夢とはいえ、何で突然こんな突拍子もないパラレル設定の夢を見たんだろう?と考えていて、ふと一つ心当たりが浮かびました。
 10/19に発売されたPS2のゲームソフト「キャプテン翼」の公式HP。
 ここで源三のキャラ紹介を見ると何故か「南葛小を卒業後、ドイツに留学・・・」と書かれていて、うわー何で源三が南葛小卒なんだ!と、引っ掛かっていたのを思い出したのです。
PS2の源三プロフィール PS2「キャプテン翼」公式HPより
 どうやら私は「南葛小を卒業した若林源三」が気になっていて、夢の中でその設定に合致するストーリーをこねくりまわしていたようです。
 確かにこの設定ならゆくゆくはチビ若林が南葛小を卒業するでしょうが、それ以外の公式設定破綻しまくりです。さすがは夢!!
 第一、源三一人だけが五歳も若返ってたらドイツに留学してもシュナに会えないじゃないですか!! いや会えない事はないだろうけど、シュナが源三に執着してくれるかどうかが難しい気がします。この夢設定でカプ妄想しようとしたら、翼源以外頭に浮かびません。
 やっぱり原作の設定が一番萌えますわ〜・・・って、当たり前ですね。