どきどき看病記録

 バシッ!!
 鋭い音を立てて、またもボールがゴールネットを揺らした。しかしキーパーの若林は、ゴール前に立ち尽くしたまま全く反応しない。
 シュートを打ったシュナイダーは不審に思った。
 今日はチームの練習は休みだった。しかし正規の練習が休みであっても、若林は自主トレを欠かさない。シュナイダーもそれに付き合って、シュート練習をするのが常だった。
 いつもならシュナイダーのシュートの半分は、若林に止められてしまう。ところが今日は八割以上のシュートが、易々と決まっていた。シュナイダーの調子が特にいい、という訳ではない。
 ならば若林が不調という事だ。
 「どうした。今のはキャッチ出来ただろう」
 「・・・・・・ああ、悪い。ちょっと、ぼーっとしてた」
若林は帽子を脱いで、袖口で額の汗を拭った。その動作が妙に緩慢であることに、シュナイダーは気付いた。若林の傍に歩み寄り、若林の額に手を当てる。運動をして身体が暖まっていることを差し引いても、かなり熱かった。シュナイダーが呆れた口調で若林をなじる。
 「熱があるぞ。こんな体調で練習に出てくるなんて、何を考えてるんだ」
 「・・・・・・今朝は、大したことなかったんだ。ちょっと、だるいくらいで・・・・・・おまえと約束してるし、これぐらいなら大丈夫だと思った」
 帽子を被り直して、若林が答えた。自分に気を遣って若林が無理をしたのだと判り、シュナイダーはちょっと嬉しくなった。
 (おっと、喜んでいる場合じゃない。若林を休ませなければ)
 「今日は、もう上がろう」
 「・・・・・・これぐらい平気だ。折角おまえに来て貰ってるのに・・・」
 「俺のことはいい。家に帰ってゆっくり休むんだ。今日中に治さなければ、明日の練習に差し支える。今度はみんなに迷惑をかける事になるぞ」
 論理的に説得されて、若林はしぶしぶ頷いた。シュナイダーは若林を、家まで送ってやることにした。

 若林は保護者であるコーチが帰国して以来、ずっと一人暮らしをしている。若林を自宅前まで送り届けたシュナイダーは、心配になった。看病してくれる人がいなくて、若林は大丈夫だろうか。
 「若林、ついててやろうか」
 「いいよ。寝てれば治る。以前にも同じような事があったから、判るんだ」
若林はやんわりと断った。シュナイダーには、若林が自分に心配をかけまいと無理をしているように受け取れた。
 「遠慮するな。今日一日は、若林に付き合う約束だ」
 「それは練習の話だろう」
 「約束は約束だ。練習終了予定時刻になるまで、俺はおまえの傍にいる」
 「風邪が伝染るぞ」
 「構わん」
心配をかけたくないのと同時に、迷惑もかけたくないのだと判った。
 (全く、意地っ張りな奴だ。具合が悪い時ぐらい、他人に甘えたっていいのに)
シュナイダーは帰る素振りを見せなかった。意地でも傍にいてやる、という気構えが感じられる。そんなシュナイダーを見て、若林がほんのかすかな笑みを浮かべた。若林は、少し間をおいてから口を開いた。
 「・・・・・・シュナイダー」
 「なんだ」
 「あ り が と う」
一語一語を噛み締めるように、若林がゆっくりと礼を述べた。熱のせいで、いつもより口が重いからだろう。シュナイダーはドキッとした。
 (な、なんだか可愛いな・・・)
立っているのが億劫らしく、玄関のドアにもたれかかった若林の様子はどこか頼りなげだ。熱でぼうっとした表情をしており、眼が涙目のようになって潤んでいる。そこに、あの素直な礼の言葉。
 (こんな若林を放って、帰れるものか!!)
 「とにかく、家に入ろう」
シュナイダーは若林から鍵を受け取ると、玄関のドアを開けた。そして若林に肩を貸しながら、家の中へと入った。

 玄関に荷物を置きっぱなしにして、とりあえず若林を居間に連れ込んだ。若林はソファにどっかりと座り、ジャージ姿のまま眠り込みそうになった。シュナイダーは慌てて、若林を呼び起こす。
 「そのまま寝るな。ちゃんと汗を流して、着替えてからベッドで寝ろ」
 「・・・・・・わかった」
若林がだるそうに身体を起こす。家に帰ってきた安心感からか、練習場にいた時よりも、動きが鈍い。それでものろのろと立ち上がると、バスルームへと向かった。シュナイダーがはたと気付く。
 「そうだ。着替えを出しておいてやらなければ」
シュナイダーは部屋を見て廻り、ようやく若林の着替えと、タオルを収納棚から見つけ出した。それを持って、バスルームに行く。脱衣所に着替えとタオルを置いて戻るつもりだったが、そうもいかなくなってしまった。
 若林が服を脱ぎかけた格好で、脱衣所の床に転がって寝ていたからだ。
 「おい、若林! 大丈夫か!?」
シュナイダーが声を掛けても、返事をしない。抱き抱えた身体は、燃えるように熱かった。
 「これは・・・冷やさないと駄目だ」
シュナイダーはバスルームに入り、バスタブにぬるま湯を溜め始めた。それから脱衣所に戻り、眠っている若林の服を脱がせにかかる。
 惚れている相手を裸にしているわけだから、つい妙な気持ちが湧き上がりそうになる。しかし相手は無抵抗な病人。ここで欲望に負けたら人間失格だと自分を戒め、シュナイダーは男の本能を押さえ込んだ。若林がぐったりしているのと、シュナイダーが動揺しているのとで、なかなか服を脱がせられなかったが、時間をかけて漸く若林を生まれたままの姿にする事が出来た。
 全裸の若林の身体を抱え、バスルームに入る。バスタブには丁度半身浴が出来るくらいに、ぬるま湯が溜まっていた。蛇口を止め、若林の身体をそっとバスタブの中に入れる。それからシャワーでぬるま湯を出し、水面から出ている若林の上半身にかけてやった。
 「早く、良くなれよ、若林」
シャワーを使いながら、シュナイダーは若林に声をかけ続けた。ともすれば、水面下の若林の裸身に眼が行ってしまい、いけない考えが浮かびそうになる。病身をいたわる呼びかけをする事で、シュナイダーは己の煩悩を封じているのであった。
 ひとしきりぬるま湯を浴びさせて、汗と汚れをすっかり洗い流してやる。それからシュナイダーは若林をバスタブから抱えおろした。大きめのバスタオルを使い、若林の身体を見ないようにして水滴を拭いてやる。
 着替えを着せてやるのは、脱がせるときよりも大変だった。それでもなんとか下着とスウェットの上下を着せてやる事が出来た。シュナイダーはまたまた若林の身体を抱えるようにして、今度は寝室に向かった。
 ベッドの上に若林を寝かせてやり、きちんと布団を掛けてやる。シュナイダーはやっと一息つく事が出来た。そっと若林の額に手を当てる。まだ熱いが、脱衣所にいた時ほどではない。うまく熱を下げる事が出来たようだ。このぶんなら、このまま寝ていれば熱は下がるだろう。シュナイダーが帰ってしまっても、問題はなさそうだった。
 しかしシュナイダーは立ち去りがたいものを感じて、帰る気になれなかった。椅子を一脚、ベッドの傍に持ってくると、そこに腰掛けた。
 若林の熱が下がるまで、ここにいよう。例え、ここで夜を明かす事になろうとも。

 ・・・・・・ふと眼を覚ましたシュナイダーは、いつの間にか室内が暗くなっていることに気付いた。看病の途中で眠ってしまったようだ。すっかり日が暮れている。
 若林の額に濡れタオルを置いてやったり、寝汗を拭いてやったりして、甲斐甲斐しく世話をしていたシュナイダーだったが、彼自身にも疲れが溜まってきたようだ。シュナイダーは眠っている若林の顔を見た。
 かすかな寝息をたてている。その表情は安らかだった。シュナイダーは、若林の額に手を当ててみる。わずかな温もりを感じるだけで、熱くはない。熱は下がったようだ。ホッとするのと同時に、少し残念な気もした。
 若林の熱が下がるまで傍にいると決めていたのだから、これで御役御免である。堂々と若林の傍についている口実がなくなってしまった。シュナイダーは考えた。他に、若林の為にしてあげられる事はないだろうか。
 「そうだ。食事を用意しておいてやろう」
熱が下がったのだから、普通に食事も出来るだろう。若林が眼を覚ました時に、すぐに食事が出来るようになっていれば完璧だ。
 シュナイダーは早速キッチンへ向かった。

 若林はきちんと自炊しているらしく、キッチンには様々な食材と調理器具が揃っていた。しかしシュナイダーはこの環境の整ったキッチンで,途方に暮れてしまった。
 食事を作ってやろうという思いつきは良かったのだが、シュナイダーは今まで料理を作った経験がなかった。何から手をつけて、何をどうすれば良いのか、そもそも何を作るべきなのか見当がつかない。
 戸棚を開けると、買い置きのパスタと缶詰のパスタソースが一緒に入れてあった。
 パスタなら、ゆでてソースに混ぜるだけだ。これにしよう。
 シュナイダーは鍋に湯を沸かすと、パスタの袋を開けて中身を全部鍋に入れた。鍋が少し小さいので、パスタは半分くらいはみ出していた。シュナイダーはパスタがゆであがるまでの間に、パスタソースを温めることにした。
 平鍋にパスタソースをあけ、鍋に火をつける。ちょっと眼を離した隙にミートソースが焦げそうになり、シュナイダーは慌てて鍋に水を入れた。焦げ付きは防げたが、なんだかソースが薄まったように見える。料理の「り」の字も知らないシュナイダーだったが、このままではいけないような気がした。
 「具を増やせば、何とかなるだろう」
シュナイダーは野菜かごに入っていた野菜を適当に取り出し、片っ端からブツ切りにして平鍋の中に入れた。具を入れたら、今度はソースが足りなくなったように見えたので、また水を足して強火で煮込み始めた。
 ぶしゅうっ!!
 ソースに手一杯で放ったらかしにしていた大鍋から、大量の泡が吹きこぼれた。シュナイダーは慌てて火を止める。パスタを入れたきりかき混ぜてなかったので、鍋からはみ出していたパスタはカチカチになって固まっていた。その一方で、鍋の中に入っていた部分のパスタは、すっかりコシを失い柔らかくなっていた。
 「固くなった部分は、食べられないな。柔らかい部分だけ、ソースに混ぜよう」
シュナイダーは、柔らかいパスタをトングで掴み出した。それを煮込み中の平鍋の中に移し替える。
 「野菜がどれぐらいで煮えるのか判らないな。ちょっと長めに煮ておけばいいか」
シュナイダーは、鍋の火を最大にした。焦げないように鍋の中を見ながら、野菜が煮えるのを待った。やがて、イモ類が完全に煮崩れているのに気付き、シュナイダーは火を止めた。
 鍋の中にあるのは、どう見てもミートソースのパスタではなかった。
 「・・・料理というのは、奥が深いな」

 かろうじて初めての調理を終わらせたシュナイダーは、寝室に若林の様子を見に行った。相変わらず、すやすやとよく寝ている。
 強い自己主張を秘めた黒い瞳が閉じられているせいか、若林の寝顔は幼児のように可愛らしかった。日頃の勝気で生意気な態度が嘘のようだ。更に、風呂場で見た若林の裸身が脳裏に甦り、シュナイダーは慌てて妄想を振り払った。
 「ったく、相手は病人だぞ。俺は何を考えて・・・」
待てよ。もう熱が下がっているんだから、病人じゃないよな。いや、それは詭弁だ。まだ病み上がりなんだから、立派な病人だ。
 欲望と理性の狭間でさんざん葛藤を続けた結果、シュナイダーは「キスだけなら、してもいい」という折衷案を思いついた。
 眠っている病人を襲うのはやはりまずいが、今日一日これだけ若林の為に尽くしたのだから、ご褒美にキスさせて貰うくらいは当然許される(筈だ)。
 シュナイダーは若林の枕元に、そっと手をついた。無意識に息を止めながら、顔を若林の唇に近づける。ふと、このままキスだけで止められるのかという疑問が浮かんだが、それは実際キスしてみなければ判らない。
 いよいよ唇を重ねようとした瞬間・・・・・・
 「ん・・・」
急に若林が声を出したので、シュナイダーは心臓が止まりそうになった。まだキスはしていないが、人が迫ってくる気配を感じたのだろうか。シュナイダーはキスをしかけた姿勢のまま、凍りついてしまった。若林が小さな声で、寝言を言った。
 「・・・つばさ・・・」
反射的にシュナイダーは、若林の頬を裏拳で張り飛ばしていた。痛みに驚いた若林が飛び起きる。
 「痛てっ! あっ、シュナイダー! おまえ、何すんだよ!?」
当然シュナイダーに抗議するが、シュナイダーは落ち着いたものだった。無表情で平然と嘘をつく。
 「若林がうなされていたから、起こしてやったんだ」
 「うなされて・・・? 俺、すっごく気持ちよく寝ていた感じなんだけど・・・」
 「いいや、あれは間違いなく悪夢だ」
それはシュナイダーにとっての悪夢だった。若林のことが心配で、なんとか熱を下げようと一日中付き添い、男の本能と戦いながら着替えやシャワーを手伝った。若林の為を思って慣れない料理までしたのに、若林は翼の夢を見ながら安らかに眠っていたのだ。
 こんな理不尽な事があっていいものか。なんで、俺じゃなくて、翼の夢なんか見るんだ!!
 怒りの胸中を悟られないように、シュナイダーは若林に背を向けた。部屋を出る間際に若林を振り返り、言い忘れていた事を言った。
 「キッチンの鍋に食事が作ってある。それを食べて、今日はとっとと寝ろ。じゃあな」

 玄関を出ようとしたところで、若林が追いついてきてシュナイダーの腕を掴んだ。
 「待てよ、もう帰るのか」
 「・・・今日は一日中、おまえの傍にいた」
 「そうか。そうだったな。ごめん、引き止めたりして・・・」
申し訳なさそうに言って、若林が腕を離した。あっさりと腕を解かれたことにより、シュナイダーの胸が、きゅっと痛んだ。
 どうしてもっと引き止めてくれないんだ。
 俺が嫌々おまえの看病をしていたと思っているのか。
 俺がおまえの傍から、本気で離れたがっているとでも思っているのか。
 「今日は迷惑の掛けっぱなしだったな。本当に済まなかった」
若林の詫びの言葉を聞いて、シュナイダーの気分が暗く落ち込む。何故、謝るんだ。詫びの言葉なんて必要ない。俺は好きで、おまえの看病をしてたんだ。
 若林が好きだから。
 若林が心配だから、進んで看病してたんだ。
 迷惑だなんて思っていない。若林に謝られる理由なんてないんだ。
自分の言葉がシュナイダーを傷付けているとは気づかず、若林が言葉を続けた。
 「でも、シュナイダーがいてくれて良かった。シャワーとか、着替えとかやってくれただろう。あんなこと、なかなか出来ないよ」
この言葉に、シュナイダーは驚いた。すぐに若林に問い返す。
 「おまえ、寝てたんじゃなかったのか?」
 「起きてたよ。だるくで眼が開けられないし、喋るのもかったるいんで黙ってたから、寝てるように見えただろうけど。ずっと『良くなれよ』って、言ってくれてただろう」
あの時襲わなくて本当に良かったと思いつつ、シュナイダーは嬉しくなった。若林が更に言葉を続ける。
 「ベッドに寝かせて貰った後も、時々眼が覚めていたんだ。いつもシュナイダーが傍にいてくれて、お陰で全然心細くなかった。シュナイダーがいてくれたから、こんなにすぐに元気になれたんだと思う」
若林はシュナイダーの手を両手で掴み、強く握った。
 「ありがとう、シュナイダー」
シュナイダーの機嫌は完全に直っていた。それどころか、顔にこそ出さないが有頂天だった。
 通じてた。俺の誠意が、若林に通じていた。若林が詫びじゃなく、礼を言ってくれた。
 「また、引き止めちゃったな。じゃあ、明日・・・」
若林が手を離した。シュナイダーが慌てて言う。
 「気にするな。こうなったら、今帰ろうが、後で帰ろうが大差ない。もう暫く付き添うよ」
 「本当に?」
若林が嬉しそうに言った。若林は快く、シュナイダーを再び家に招き入れた。

 「食事まで作って貰って、悪かったな」
 「気にするな。大したものは作っていない」
若林はキッチンで、シュナイダーの料理を温め直していた。
 「一杯あるな。シュナイダーも食べるか?」
 「いや、若林の為に作ったんだ。俺はいいよ」
 「そうか」
若林は鍋の料理を器に盛り付け、テーブルに運んできた。器の中のものを見て、シュナイダーは背筋が寒くなった。
 野菜が煮とろけ、どろどろになった茶褐色のそれは、シュナイダーの眼にはとても料理に見えなかった。見るからにべとべとした感じの、パスタの残骸がとぐろを巻いているのもおぞましい。シュナイダーは思わず口を挟んだ。
 「わ、若林、不味かったら食べなくていいぞ」
 「大丈夫だよ。おじやだろう? これくらい煮えていたほうが、消化が良くて身体にいいんだ」
若林はスプーンを手に取ると、頂きます、と小さく言ってから食べ始めた。
 「うん、美味しいよ。シュナイダーも食べればいいのに」
そう言って、パクパクとスプーンを口に運ぶ。本当に美味しいと思っているようだ。しかし、あの物体に、まともな味がついている筈がない。シュナイダーは閃いた。
 (若林は熱のせいで、味覚がバカになってるんだ!)
器を空にした若林がおかわりをよそう姿を見て、シュナイダーはその確信を強めた。

 翌日のハンブルグJr.ユースチームの練習に、若林は姿を見せなかった。それもその筈、昨夜食事を終えた後、急に腹痛を起こし緊急入院してしまったのである。
 そして若林に付き添って病院に行ったシュナイダーも、練習に来ていなかった。昨夜、病院側に付き添いとして一緒に泊まる事を断られたシュナイダーは、その場は大人しく引き下がったものの、今日は面会時間早々に見舞いに押しかけているのである。
 若林の病室は大部屋だったが、シュナイダーはベッドの周りのカーテンを引いて、周囲から<若林の姿が見えないようにしていた。そして自分はベッドの傍に椅子を置いて、ちゃっかり座り込みを決めている。若林が申し訳なさそうに言う。
 「シュナイダー、おまえまで練習を休むなよ。ここは病院だから、おまえにずっと付き添って貰わなくても大丈夫だから」
 「気にするな。若林を一人にしておけるか」
シュナイダーは優しく笑いかけた。若林の入院の原因を自分が作った事など棚に上げて、若林とまた親密な時間を過ごせる事を、心から喜んでいた。
おわり
あとがき
 熱を下げるには水分の蒸発によって肌を冷やすのが、いいそうです。36.7度くらいのぬるま湯で体を拭くか、入浴すると、発熱を抑えられるそうです。ぬるま湯より、冷水の方がいいのかと思ってたら、冷水だとぬるま湯より効果がないんだとか。
 この話を聞いて、早速シュナに源三の入浴介護をさせるバカ・・・(苦笑)