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俺たちは着ぐるみステージにやってきた。この遊園地のオリジナルキャラクターの着ぐるみた
ちが、屋外に仕立てられた舞台の上で踊ったり、愛想を振りまいたりしている。若林はここぞと ばかりに、ステージに向けてシャッターを切った。
やがてショーが終わった。着ぐるみたちはすぐには引き上げず、舞台を降りて、観客達との
記念撮影に応じている。若林が俺に聞いた。
「一緒に記念写真が撮れるみたいだぜ。どうする？」
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